「おしゃれなキャッチコピーに憧れる」「もっと言葉に力を入れてブランディングを強化したい」という方に。その参考例となる、プロのコピーライターが選んだキャッチコピーを10本を紹介していきます。

おしゃれなキャッチコピー10選

おしゃれなレトリックで今もファンを魅了するコピーライター眞木準さんのキャッチコピーをはじめ、コスメ、お酒、建築、メーカーなど多ジャンルから「おしゃれなキャッチコピー」を集めてみました。

恋が着せ、愛が脱がせる。

恋が着せ、愛が脱がせる。
おしゃれなキャッチコピー(1)

おしゃれなキャッチコピーとして真っ先に浮かんだのが、眞木準さんの伊勢丹キャッチコピー。好きな人のためにいい服を着て、恋をして身も心も脱がされるようなストーリーが「着る」「脱ぐ」という対義語で表現されていておしゃれですよね。恋愛経験が乏しい自分には100%出てこないワーディングでございます。

違いがわかる男のゴールドブレンド

違いがわかる男のゴールドブレンド
おしゃれなキャッチコピー(2)

「ダバダ~♪」のCMで有名なネスカフェゴールドブレンドのおしゃれなキャッチコピー。「おいしい」ではなく「違いが分かる」という言葉が、飲む人に優越感を与えるようなワードになっています。ちなみに今は「違いが分かるあなたへ。」そこからさらに「違いをつくる人の」と、生産者にフォーカスを当てたキャッチコピーへと変わっています。

何も足さない。何も引かない。

何も足さない。何も引かない。
おしゃれなキャッチコピー(3)

サントリーピュアモルトウイスキー山崎のおしゃれなキャッチコピー。どんなウイスキーの広告を見てもこのキャッチコピーを見たら幼く感じてしまうぐらいの、堂々としたトーンでしびれますね。「変わらない味」という言葉を「なにも足さない。なにも引かない。」というこだわりに変えるのは、まさにキャッチコピーの力だと思います。

目の付けどころがシャープでしょ。

目の付けどころがシャープでしょ。
おしゃれなキャッチコピー(4)

シャープの前のキャッチコピーがおしゃれで好きです。(今のキャッチコピーは「目指している、未来がちがう。」です)「独自の視点」「社名」を「シャープ」というダブルミーニングで表すレトリックはもちろんですが、「でしょ」がとくにおしゃれだなと思います。こういうスローガンって主張型が多いんですが、「目の付けどころが、シャープでしょ。」は、お客様に語り掛ける口調が親しみやすくて勉強になります。

時はあなたが刻む。

時はあなたが刻む。
おしゃれなキャッチコピー(5)

SEIKO100周年の新聞広告のキャッチコピーがおしゃれです。SEIKOが示す時の中に、様々な人生の記憶が刻まれていくようなイメージができます。ただ正確な時を示すだけではなく、時計をする人と人生をともにする関係性をこのキャッチコピーから感じられます。時の数だけ誰かの思い出があることを想像すると、感慨深くなりますね。

エレベーターで、ちょっと宇宙まで。

エレベーターで、ちょっと宇宙まで。
おしゃれなキャッチコピー(6)

大林組のロマンあふれるおしゃれなキャッチコピーです。こちらはボディコピーもおしゃれです。

「宇宙にエレベーターで行けたら、便利ですよね」
トレンチコートの男は、空を見上げながらつぶやいた。
そういうSFって、たまにあるよなぁ。
そんなぼくの言葉を先回りするように、
「SFじゃないですよ」と彼。
「人工衛星からケーブルを下ろして、
地上とつなぐんです。シンプルでしょ?」
目を星のように輝かせながら、彼は話し続ける。
「問題は、そのケーブルをどうつくるか。
素材から開発して、その強度を宇宙で実験している最中なんです」
なんだか現実味がある。
いつか、高層マンションを上がるような感覚で
宇宙に行ける時代が来るんだろうか。
「うまくいけば、2050年頃には完成しているかもしれません」と言う。
2050年、家族旅行は宇宙へ。悪くない。
エレベーターなら、乗り物酔いするぼくでも大丈夫そうだ。
「すてきなパートナー、見つかるといいですね」
心を読んだかのような彼の言葉で、ふと我に返る。
宇宙エレベーターの計画を気にする前に、
まずは自分の人生計画、だよなぁ。

MAKE BEYOND つくるを拓く

大林組

宇宙エレベーターがSFではなく本当に現実味を帯びてくるようなストーリーになっています。30年後に宇宙に行けることを想像するだけでも、未来にワクワクしてきますね。

ひとのときを、想う。

ひとのときを、想う。
おしゃれなキャッチコピー(7)

日本たばこ産業(JT)のおしゃれなキャッチコピーです。たばこ自体が人にひと時を与えているイメージがしますし、また、その喫煙中のひとときの中で、誰かが誰かを想う時間もJTが創り出しているとも捉えられるようなキャッチコピーですよね。さらに、「ひとのとき」で「ひととき」を浮かび上がらせる仕掛けは、このキャッチコピーぐらいではないでしょうか。おしゃれです。

夢よりも不思議な時間が眠っている。

夢よりも不思議な時間が眠っている。
おしゃれなキャッチコピー(8)

大分麦焼酎「二階堂」のおしゃれなキャッチコピーです。これまでのことを想ったり、これからのことを想ったり、酔いにまどろみながら時間が更けていく焼酎の魅力を「不思議な時間」と例えるところもすごいですし、その比較対象として「夢」を引き合いにしているのも、おしゃれだなと感じます。

ミル ミラレル

ミル ミラレル
おしゃれなキャッチコピー(9)

メガネブランド「ALOOK」のキャッチコピーがおしゃれで、ずっと頭に残っていました。確かにメガネは「見る」ものでありながら「見られる」ものであるという不思議な商品であることを「ミルミラレル」とカタカナにすることで記号っぽく見せるのがおしゃれです。きゃりーぱみゅぱみゅのキャスティングともぴったりのキャッチコピーだと思います。

一瞬も 一生も 美しく

一瞬も 一生も 美しく
おしゃれなキャッチコピー(10)

資生堂のおしゃれなキャッチコピー。大きい言葉と小さい言葉のコントラストで魅せるキャッチコピーは結構あるのですが、これだけ分かりやすく、かつ深く表現されたキャッチコピーはないと思います。さりげなく光る美しさや、ずっと変わらない美しさまで支えている資生堂の使命が伝わってきます。

おしゃれなキャッチコピー まとめ

「おしゃれ」なキャッチコピーは、ただレトリックがうまいだけではなく、伝えたいメッセージや、発見、驚きなどがあるからこそ、飾りではない深いキャッチコピーになってくるものだと思います。

ユーモア系のキャッチコピーもまとめますので、ぜひご覧ください。

「おしゃれなキャッチコピーが欲しい」あなたに。ことばやさんへお気軽にご相談ください。10案10,000円からプロのコピーライターにご依頼できます。

Q&A・お問い合わせ (キャッチコピー10案10,000円~)

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