「コロナに負けるな」というキャッチコピー。結構目にされた方も多いのではないでしょうか。なぜ「コロナに勝とう」ではなく「コロナに負けるな」なのか、考えてみたいと思います。

「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由

「コロナに負けるな」
「コロナに負けるな」というキャッチコピー。

コロナに負けるな

この言葉を聞くたび、「別にコロナ自体は勝ち負けを争っているわけではない」と性格の悪い自分は思ってしまうんだけど、でもなんでこのキャッチコピーが流行るのかと考えました。

「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由(1)気持ちをぶつけられる

イベントが中止になったり、お店にお客さんが来なくなったりしたときの、やり場のなくなった気持ちを「コロナ」にすべてぶつけられる。という効果が、このキャッチコピーにはあるのかな思いました。コロナを「原因」ではなく「試練」と捉えることで、より乗り越えたくなるような気持ちにさせるのかなと。

「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由(2)力が発揮できる

人は「勝て」というより「負けるな」と言われた方が力が発揮されるらしいんですよね。その理由を考えてみたんですが、「勝て」よりも「負けるな」の方が、心理的に目標が近いからじゃないかなと思いました。

「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由(3)心理的な距離が近い

例えば、コロナでお客さんが減った店主に対して、「コロナに勝とう」は「コロナ禍でもお客さんが来て売り上げが上がる」ぐらいのことだと思うんです。これって相当大変ですよね。それに比べて「コロナに負けるな」は、「お店が潰れないように何とか耐えよう」に近いと思うんです。頑張ればなんとか叶えられるかもしれない。だから力が湧いてくるのかなと。

「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由 まとめ

まとめ
「コロナに負けるな」というキャッチコピーが流行った理由 まとめ

「勝て」「負けるな」。一見同じ意味のように見える言葉でも、当事者にとっては、距離がだいぶ違うかもしれない。それはキャッチコピー制作においても大切で、一つ一つの言葉を、なるべくターゲットの気持ちに近いものに近づいていけるよう、尽力していきたいと思いました。

コロナ禍におけるキャッチコピーとして、下記のような記事も書いています。

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