コピーライターとして仕事をする上で「今までどういうキャッチコピーを書いてきたのか」を示す実績はかなり大切です。クライアント様が一番気にするのは「受賞歴」よりも「これから頼もうとするキャッチコピーと似た実績があるかどうか」だからです。そこで、今回は公募以外のクライアントワークで実績を増やす方法を紹介します。
Contents
コピーライターで仕事を獲る方法
コピーライターで仕事を獲るためにどういう方法があるのか、自分の経験談なども交えて紹介していきたいと思います。
ココナラ

コピーライターで仕事を獲りやすかったサイトが「ココナラ」です。スキルを売買できるのがこのサイトのコンセプト。初めてキャッチコピーを「仕事」としていただいたサイトでした。当時は「キャッチコピー30案1000円で書きます」というサービスを出品していました。「稼ぐ」というよりは「実績を増やす」という感覚で、まずは低単価のサービスで始めた方がいいと思います。
「最短1日でキャッチコピーを10案書きます」
「人事経験者が採用キャッチコピーを書きます」
「アイデア出しに!キャッチコピー50案ドンと送ります!」
など、ただ「リーズナブルにキャッチコピー書きます」だけだと被りやすいので、自分の強みやライティングスタイルを生かしたセールスポイントを作ってあげると、ほかのキャッチコピーサービスと差別化ができてきます。まさに自分にキャッチコピーを付ける感覚ですね。プロフィールやサービスは後からいくらでも編集できるので、登録だけしてみて少しずつブラシュアップしていくのがいいかと思います。
クラウドソーシング

「ランサーズ」や「クラウドワークス」等のサイトを使って、キャッチコピーの仕事を獲る方法もあります。コンペ式でキャッチコピーを募集しているところが多い印象ですが、一度採用されたら、継続的に取引するチャンスはあるかもしれません。どれも応募数が多く、また担当者様の好みに左右されることも多いので、とにかくたくさん応募して採用される確率を高めていった方がいいかと思います。
営業

キャッチコピーで仕事を獲るために、自分から積極的にアプロ-チする姿勢も大切です。私の場合は、全国のホームページ制作会社のお問い合わせフォームに、キャッチコピーサービスを宣伝し、今でも仲良くしていただいている企業様が数社いらっしゃいます。広告代理店や制作会社、もしくは自分の得意分野の企業様にアプロ-チしてみるのはありかと思います。その際のアプロ-チとして「キャッチコピー書かせてください」という自分都合のスタンスではなく「コピーライターいますか?」のような、お客様のお困りごとを解決するスタンスの方が信頼感が出ます。
SNSの活用

SNSを活用して、コピーライターの仕事を獲っていく方法もあるかと思います。SNSでは、自分の実績やキャッチコピーにまつわるコンテンツを配信していくことで、少しずつ認知度も高まってきますし、また、意外とコピーライターを検索している人はいらっしゃいます。とくにTwitterの場合は、その人がどんな人か普段のツイート内容も結構見られている場合もあるので、専門性のあるツイートすると信頼度も高まっていくかと思います。
イベント出展

コピーライターで仕事を獲るうえで、イベントにブースを出展してみるのもありかと思います。とくに「クリエイターEXPO」は個人で自由に出店できるだけではなく、直接企業の方と商談できるチャンスがたくさんあります。私の場合はライター部門で「キャッチコピー書きます」というブースでチラシ1枚で出店しただけでも、200枚ぐらい名刺を渡せた記憶があります。ライターの方は他にもいましたがコピーライターは私1人だけだったので、そういった意味でも注目していただきました。コロナも落ち着いてきましたし、こういった対面イベントに思い切ってチャレンジしてみるのもおススメです。
https://www.content-tokyo.jp/ja-jp/about/cr.html
コピーライターで仕事を獲れなかった失敗例
逆にコピーライターで仕事を獲れなかった失敗例を紹介していきます。あくまで私の場合ですので、このやり方がよくないとは限りません。
ビジネス交流会

一度渋谷に開催されていたビジネス交流会に参加したことがあるのですが、ほとんど不動産や保険の営業合戦と化していました。すべてのビジネス交流会がそうだとは思いませんが、ただネットで調べる限り、そういうところは多いようです。ただ、もしかしたら不動産や保険の「営業文句」を考えるという形でしたら、コピーライターでも仕事を獲れるのかもしれません。
アメブロ等で宣伝

これもコピーライターで仕事を獲るには微妙でした。そもそも独自ドメインがないところで、ネット集客すること自体が難しいものと思われます。SNSでフォロワーが多かったり、よっぽど魅力あるブログが書けたら興味を持ってくれる人もいるかもしれませんが、やはり「アメブロ」などのブログは、仕事のツールというより趣味としての印象を持たれてしまいやすいかもしれません。自分の公式HPをまずは作って、そのブログで宣伝するのがSEO的にも一番かと思います。
コピーライターで仕事を獲る方法 まとめ
「コピーライターに仕事はあるのか?」という方もいると思いますが、本当にたくさんあります。「キャッチコピーだけ頼みたい」という需要は意外と多いです。そのクライアント様が「この人なら任せられる」と思っていただけるような実績を少しずつ増やしていきましょう。
ちなみに、キャッチコピーの公募についてはこちらでまとめています。
ちなみに、ことばやさんではキャッチコピー10案10,000円からコピーライターにご依頼できます。興味のある方はお問い合わせフォームまでお願いします。