「未来」「世界」「革新」

大きいことを言おうと頑張れば頑張るほど、普通のキャッチコピーに見えてしまうことって、よくあります。「大きい」ことをアピールするためには「小さい」ことを引き合いに出すことで、ダイナミックなキャッチコピーが生まれるかもしれません。その具体例をみていきます!

一瞬も 一生も 美しく

2005年に生まれた資生堂のコーポレートスローガンです。「一瞬」という言葉で、人をドキッとさせるような美しさ、「一生」という言葉で、未来のことまで考えた美しさ、その両方を叶えてくれると感じさせるキャッチコピーになっていますよね。

「一瞬」
「一生」

大小が1文にあることで、そのスケールギャップで、ダイナミックな印象を与えていると思います。

小さなクルマ、大きな未来。

軽自動車に定評がある、SUZUKIのコーポレートスローガンです。自社の優位点を明確にしながらも、その可能性や成長性まで期待させるようなキャッチコピーですよね。

「小さな」
「大きな」

大小を一文に入れることで、こちらもダイナミックな可能性を感じるキャッチコピーになっていますよね。

ロケットも、
文房具から生まれた。

トンボ鉛筆のキャッチコピーです。人の大きな挑戦や夢も、1本の鉛筆が支えていることが伝わるような、そんなスケールの大きさを感じさせるコピーですよね。

「ロケット」
「文房具」

という名詞の大きさの対比が、目を惹くキャッチコピーにしていると思います。また、このコピーには続きがあります。

文房具と一緒にいる時、ひとはとてもいい顔をしている。つくづく、
そう思うことがあります。書く。ひたすら書く。机に向かうその清潔なまなざし。
手を休める。思いをめぐらす。遠くを見つめるそのやわらかなまなざし。考えている。
苦しんでいる。迷っている。もがいている。でも、まちがいなく前へ進もうとしている。
思えば、文房具は、人間のそんな素顔を、なんと長い時間見つけて来たことでしょうか。
幸福な仕事。自分たちの仕事を思う時、私たちトンボは決まってこの言葉に
行きあたります。なぜなら、私たちのそばには、いつも頭と心をいっしょうけんめいに
使う人がいて、その人の手から、必ずひとつ、この世になかった新しい何かが
生み出されている。そう思うたび、誇らしさに胸がいっぱいになります。傷つきやすく、
たくましい。弱くて、かしこくて、とほうもなくあたたかい。そんな人間が、
いちばん人間らしくあろうとする時に必要なもの。トンボは、これから先も、
ずっと人間のそばで暮らしたいと願っています。 株式会社トンボ鉛筆

トンボが動いている。
人が、何かを生み出している。

文房具ではなく、それを使う「人」の気持ちに寄り添う、温かいトーンのコピーですよね。キャッチコピーは「売る」だけではなく、「商品(企業)を定義づける」役割があることが、このコピーから分かります。

大きい言葉と小さい言葉

の2つを一文に入れることで、よりダイナミックな心を動かす言葉が生れやすくなるかもしれないと思った、3選でした!

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名作コピーを見ていると、すごいペンがうずいていきます(笑)

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