キャッチコピーを書くときに、周りはどういうコピーを書いているのかリサーチすることがあると思います。そんな方の参考になるよう、今日から各業界の有名コピーをピックアップしていきます。今回は、コンビニ業界。身の回りにあるコンビニがどんなキャッチコピー(タグライン)を打ち出しているのか調べてみました。

セブンイレブン

近くて便利

すごいシンプルなキャッチコピーではあるんですが、注目すべきポイントは「近くて」という言葉。セブンイレブンは2019年3月時点で20,904店舗と業界第一位。2位のファミリーマートから約5000店舗差をつけ、飛びぬけている状況があります。このことから、セブンイレブンは「店舗数」を1つ事業戦略にしているのではないかと推測。コンビニは「近くにある」ことに価値があると定義するようなキャッチコピーにしているのではと思いました。

ファミリーマート

あなたと、コンビニ、

CMでもよく聞く、まさにキャッチーなコピーですよね。ファミリーマートは「地域に寄り添う」「お客さま一人ひとりに」「家族のように」という3つの理念を掲げています。「品揃え」「店舗数」などではなく、「接客」「サービス」を重視しているような印象があります。また、「コンビに」という言葉をファミリーマートと繋げることで、「コンビニといえばファミリーマート」と印象付ける効果もあるように思えます。

ローソン

マチのほっとステーション

ファミリーマートは「一緒に」という部分を強調しているのに対し、ローソンは「安心」を強調しているように思えます。ホームページには、「ほっと発見」「ほっとうれしい」「ほっとやさしい」という3つのキーワードがあり、スイーツやロカボ食品、プラスチック減量などを通して、「ワクワク感」「健康」「環境」を訴求していました。

ローソンは、実は2013年10月に「マチの健康ステーション」とコピーを変えていました。高齢者や女性をターゲットに他社と差別化するために「健康」を軸にした事業を展開していたのですが、健康そのものが社会の当たり前のキーワードとなってきたことや、「健康ステーション」が高齢者施設っぽい言葉という問題から、2019年4月に「マチのほっとステーション」とコピーを戻しています。最近では、スイーツの強化、可愛らしいPBのパッケージ変更など、「健康」から、「女性」にシフトしているようにも思えます。「ホッと」という言葉のやさしさは、「女性」と相性がいい面があるのかもしれません。

最後に

キャッチコピーはただ目を惹く言葉ではなく、このように他社にはない「差別化」をつくるための軸にもなる役割があると思います。「自分らしい言葉」というのは、そのまま事業の武器になるかもしれません。

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こういう比較、考えるだけで楽しい…(笑)

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