「キャッチコピーで商品の価値を魅力的に伝える」ために、「今の時代と商品の価値を合わせる」という手法があります。その手法について、2つの広告事例とともに紹介していきます。

キャッチコピーの価値の伝え方(1)風邪薬の広告

風邪薬の広告
キャッチコピーの価値の変遷(1)風邪薬の広告

時代に合わせてキャッチコピーの伝え方が変わっている例の1つに「風邪薬の広告」があります。2017年にTVCMでも流れたエスエス製薬「エスタックイブシリーズ」の広告キャッチコピーと、2020年に掲載されたシオノギヘルスケア「パイロンPLシリーズ」の広告キャッチコピーを比較していきます。

キャッチコピーの価値の伝え方「風邪でも、絶対に休めないあなたへ。」

風邪でも、絶対に休めないあなたへ
キャッチコピーの価値の伝え方「風邪でも、絶対に休めないあなたへ。」

なかなかインパクトのあるキャッチコピーですね。「ワークライフバランス」よりも「働くこと」がまだまだ重要視されていた時代だったからこそ、刺さる人も多かったのかもしれません。ただ「無理してでも働く」という価値観はもう古くなっているような気がします。

キャッチコピーの価値の伝え方「かぜの時は、お家で休もう!」

かぜの時は、お家で休もう!
キャッチコピーの価値の伝え方「かぜの時は、お家で休もう!」

一見、当たり前なことを言っているようにも思えますが、当時は非常にSNSで好印象の声があがった風邪薬のキャッチコピーです。というのもコロナが流行り出した時代ということもあり、感染リスクを防ぐ意味でも「無理して職場に来ないでほしい」という想いとこの商品メッセージがマッチしていたのではないかと思っています。

キャッチコピーの価値の伝え方(2)リゲインの広告

リゲイン
キャッチコピーの価値の伝え方(2)リゲインの広告

「キャッチコピーの価値の使え方」の2つ目の例として、リゲインの広告の移り変わりを見ていきます。1989年の広告と、2014年の広告を比較しています。

キャッチコピーの価値の伝え方「24時間戦えますか。」

24時間戦えますか。
キャッチコピーの価値の伝え方「24時間戦えますか。」

昭和から平成に入る1989年に、新語・流行語大賞にもノミネートされた「24時間戦えか」というキャッチコピー。バブルの中もあってかまさに「イケイケムード」を感じさせるような時代の価値とも合ったキャッチコピーになっていると思います。今だったら絶対に言えないですね(笑)

キャッチコピーの価値の伝え方「3、4時間戦えますか。」

3、4時間戦えますか。
キャッチコピーの価値の伝え方「3、4時間戦えますか。」

こちらは2014年にリニューアルされたリゲインの広告。「3、4時間戦えますか。」と、1989年のモノと比べて8倍ぐらい減っていますね(笑) ただ、働き方が徐々に見直され、その時代の価値観とマッチしているキャッチコピーになっていると思います。

キャッチコピーの価値の伝え方 まとめ

キャッチコピーで商品の価値を伝える際は、今の時代に合っているかどうか、今の時代に求められていることは何かを考え、時代のニーズと商品の価値を合わせることで魅力的なキャッチコピーになってきます。このほかにも、下記記事で、キャッチコピーの伝え方のヒントを色々書いていますので、ぜひご参照ください。

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