広島県の注文住宅・ハウスメーカー「創建ホーム」様のラジオCM(60秒)のシナリオ制作を担当いたしました。CMのテーマ(キャッチコピー)は、「HOME IS 家とは、暮らしとは。」最後の4バージョン目を紹介いたします。「キャッチコピーとは何か」「キャッチフレーズの作り方」等参考にしていただけますと幸いです。

【壁の傷】編

娘:
あたし、お母さんと話したかったんだけど

娘(モノローグ):
パソコンに映ったのは、父の顔だった。

父:
しょうがないだろ、寝ちゃったんだから

娘(モノローグ):
時々実家には帰るが、父と顔を合わせて話すのは久しぶりだった

父:最近、仕事はどうだ?
娘:まぁまぁ

娘(モノローグ):
用事もないスマホをいじりながら、チラッと父の画面を見る。

娘:後ろ、壁に傷があるよ。直せばいいのに
父:あぁ、懐かしいな
娘:懐かしい?
父:これは、5歳の頃のお前の身長だ
娘:え
父:あの時は母さんに怒られたよ。建てたばかりの家、傷つけないでってな

娘(モノローグ):
父は笑いながら、傷を愛おしそうに眺める
まるで傷ですら、大切な財産だというように

NA:
Home is 家とは、暮らしとは。創建ホーム

ちょっとした壁の傷から、父の想いを感じ取った娘のストーリーです。なかなか帰省しにくい今の時代に合わせ「オンライン通話」の設定を取り入れました。傷は家の価値を下げるものではあると思うのですが、その傷ですら、家族にとって大切な価値になることもある。人生において家の価値は、そこで育まれた思い出まで含まれるんじゃないかという気付きを与えられるようなCMになっていれば幸いです。

なかなか会いに行けない今の時代だからこそ、当たり前にある家の価値に気づくこともありそうですよね。そんな「家の価値」を考えさせるストーリーを4バージョン制作してきました。家は、額面の価値以上のものがあることに、改めて気づいたお仕事でした。

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