「キャッチコピーを書いてみたい、でも何からすればいいか分からない」という方のために、公募コンテストに出しまくっていた自分がおススメする、初心者でも参加しやすいキャッチコピーコンテストを5つ紹介します。
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キャッチコピーコンテスト5選
キャッチコピーを学ぶには、とにもかくにもまず「書いてみる」ことが大切です。「自分は書いて考える派か、それとも考えて書く派か」「自分にはどれぐらいのスキルがあるのか」「そもそもキャッチコピーが好きなのか」など、公募に応募することで色々知ることができます。ぜひ今からご紹介するキャッチコピーコンテストなど、気軽に応募してみてください。
宣伝会議賞

日本一応募数が多いキャッチコピーコンテストといっても過言ではありません。キッコーマンやサントリーなど有名企業が数十社協賛しているキャッチコピーコンテストで、各社のキャッチコピーを最大100本まで応募できます。応募資格はとくになく、好きな課題に1本サラッと書いて応募できるので、初心者でも参加しやすいです。グランプリ100万円という賞金も魅力ですが、授賞式に参加できたり、「宣伝会議」という雑誌に掲載されたり、もしかしたら実際に広告に活用されることもあったりと、初めてキャッチコピーにトライするには悪くない特典が色々とあります。
・応募期間:10月~11月中旬(昨年を参考)
・1課題につき100本まで
・賞金:グランプリ100万円
「男女共同参画週間」キャッチフレーズ

内閣府の「男女共同参画局」が主催しているキャッチコピーコンテストです。テーマは「男女共同社会」にまつわるテーマで、「多様性」など色々考えさせられて勉強になります。「内閣府」が主催ということもあって、受賞すればかなり箔が付くと思います。ぜひチェックしてみてください。
・応募期間:1月~2月末(昨年を参考)
・何本でも応募可能
・賞金:記念品贈呈
※昨年は年齢制限あり(15-20歳)
https://www.gender.go.jp/public/week/week.html
今日からコピーライター

「公募ガイド」が主催しているキャッチコピーコンテストです。以前は「コピトレ」という名前でやっていましたが、2022年4月にリニューアル企画となりました。企業とコラボしたキャッチコピーのお題となっているので、受賞したら実績として紹介しやすいです。2ヶ月に1回ぐらいで開催しているようなので、要チェックです。おそらく募集期間になると、公募ガイドで検索できるようになると思います。
・応募期間:1か月間
・1人5本まで
・賞品あり
コピー大学賞

「応募資格:思いついたフレーズがある人」と、初心者でも応募しやすいキャッチコピーコンテストで、テーマが「感謝」「ワーケーション」「副業」など身近で取り組みやすいものが多いのも特徴です。1人何作品でも応募できるので「たくさん書く派」の人は有利かもです。5カ月に1回ぐらいのペースで開催しているようなので、要チェックです。
・応募期間:2か月間
・何本でも応募可能
・グランプリ:10,000円
https://award.copywriter-college.com/
クリエイティブ・アド

奈良新聞が行っているキャッチコピーコンテストです。受賞すれば奈良新聞にそのまま広告として掲載されるので、実績としてはかなり大きいものになると思います。テーマは「ことば」や「音楽」など一般的なものが多いので、初心者でも考えやすいかと思います。ただ、奈良新聞デジタル会員限定コンテンツ「プレミアム会員」限定の公募なので、参加するのに月額2189円かかります。
・応募期間:2か月間
・1本のみ
キャッチコピーコンテストの探し方
これら以外にもキャッチコピーコンテストは色々開催されています。どのように見つけたらいいのか解説していきます。
公募ガイド

公募が好きな人ならみんな知ってる「公募ガイド」。雑誌でもネットでも開催中の公募を探すことができます。ネーミングやキャッチコピーだけではなく、川柳や短歌・俳句などの文芸コンテストも探せます。また公募ガイドが行っている「今日からコピーライター」もおススメです。
登竜門

公募ガイドとほとんどコンセプトは一緒ですが、デザインはこちらの方がすっきりしているイメージです。公募ガイドと登竜門の2サイトを調べれば、だいたい有名な公募コンテストについては網羅できるかと思います。登竜門は「コピー」のカテゴリー欄があるので私はこちらの方をチェックしがちですが、公募ガイドとそこまで大きく差はないかと思います。
https://compe.japandesign.ne.jp/
ツイッター検索

ツイッター上で開催されているキャッチコピーコンテストは意外と多いですので、「キャッチコピー 募集」「キャッチフレーズ コンテスト」などと検索してみましょう。たいてい「リツイート」や「フォロー」が参加条件のところが多いです。ただ、開催者側からすると「フォロワー数の多い人を受賞させると拡散しやすい」というメリットがあるため、本当に公平に審査されているかは、開催者のみぞ知るところはあります。その点をふまえると、フォロワー数の少ない「公募アカ」を新しく作って挑戦するのはそういったリスクもあるかと思いますす。
キャッチコピーコンテストは積極的にチャレンジを
キャッチコピーコンテストは参加費がかからないものが多いため、チャレンジして損することはほぼありません。むしろ「受賞作品と自分のキャッチコピーの違い」「キャッチコピーの書き方」など挑戦する中でもキャッチコピーについて色々勉強できるきっかけにもなると思います。ぜひキャッチコピーコンテストは積極的にチャレンジしてみてください。
ちなみに、ことばやさんで試しにこういう企画も始めました。
「節電したくなるコピー」を6月15日(水)まで募集しています。気になった方は挑戦してみてください!
キャッチコピーの書き方についてはこちらの記事でもまとめているので、ご参照ください。
ちなみに、ことばやさんではキャッチコピー10案10,000円でコピーライターにご依頼できます。興味のある方はお問い合わせフォームまでお願いします。