学生の頃は「え、バレンタインデーって今日だっけ?」と思いっきり分かってくせに、すかしておりました(笑) 今日はバレンタインデーにまつわる面白い名作キャッチコピーを5つご紹介いたします。「キャッチコピーとは何か」「キャッチフレーズの作り方」を勉強していきます。

【1】人は、人がつくったものに弱い。

忙しいのにいつのまに!と驚いたり、
…っぽいなぁと笑っちゃったり。
あちこちに頑張ったあとがみえてじーんときたり。
手づくりのプレゼントは、心がぽかぽかとあたたかくなる。
自分が大切にされている感じがして
自分も相手を大切にしたくなる。
つくってくれた人の想いがそのまま伝わってきて、
自分も素直になりたくなる。
人は、人が作ったものに弱い。

東急ハンズ/2021

バレンタインデーを、「手作りのプレゼントで幸せになれるイベント」と捉えているコピーですね。確かにバレンタインデーって、好きな人にチョコを渡すってところに意識がいきますが、実は「プレゼントを渡せる日」でもあるんだと改めて気づかされました。手作りプレゼントから生まれるいい関係を期待して、今年は誰かに手作りをチョコを渡したくなるような、秀逸なキャッチコピーですね。

【2】愛のカタチは、義理と本命だけじゃない。

新しいバレンタインを楽しむ人が増えています。
女ともだち同士でチョコを交換したり、男性から女性へ贈り物をしたり。
上司から部下へのねぎらいのスイーツが配られて
会議室が活気づいたという話もあります。
そう。そもそも人の愛は「義理か、本命か」なんて、
2つに分けられるものじゃない。
家族を喜ばせたいというやさしい感情。
いつも一緒にいてくれる人への感謝の気持ち。
恋人にはなっていない人への複雑な想い。
人と人が触れ合う分だけ、愛のカタチは存在する。
だから今年は、もっと自由に。
あなたらしいバレンタインを、楽しんでみませんか。
もっと多彩な気持ちを伝えあうことができれば、
もっと世界は幸せになると思うから。

バレンタインに、いろんな愛のカタチを。
VALENTINE LOTTE

ロッテ/2019

「好きな人に渡すだけが、バレンタインじゃないんだ」と、色んなバレンタインの楽しみ方を提案してくれている素敵なキャッチコピーですよね。本命とか義理とかジャンルなんて取っ払って、渡したい人に渡せばいいというのが伝わってきて、男の自分でも誰かに渡してみようかなとワクワクさせてくれます。

【3】一目で義理とわかるチョコ。

こちらは2013年のブラックサンダーのコピー。ブラックサンダーが初めてバレンタインの広告を出した時のキャッチコピーなんですよね。義理チョコが流行った理由の1つにもなっている気がします。「ブラックサンダー」という名称。パッケージ。そして「30円」の低価格。まさにどこからどう見ても「義理チョコ」だと分かるというのは共感できますね。

【4】日本は、義理チョコをやめよう。

バレンタインデーは嫌いだ、という女性がいます。
その日が休日だと、内心ホッとするという女性がいます。
なぜなら、義理チョコを誰にあげるかを考えたり、
準備をしたりするのがあまりにもタイヘンだから、というのです。
気を使う。お金も使う。でも自分からはやめづらい。
それが毎年もどかしい、というのです。

それはこの国の女性たちをずっと
見てきた私たちゴディバも、肌で感じてきたこと。
もちろん本命はあってもいいけど、義理チョコはなくてもいい。いや、この時代、ないほうがいい。そう思うに至ったのです。
そもそもバレンタインは、純粋に気持ちを伝える日。
社内の人間関係を調整する日ではない。だから男性のみなさんから、
とりわけそれぞれの会社のトップから、彼女たちにまずひと言、
言ってあげてください。「義理チョコ、ムリしないで」と。

気持ちを伝える歓びを、もっと多くの人に楽しんでほしいから。
そしてバレンタインデーを、もっと好きになってほしいから。
愛してる。好きです。本当にありがとう。そんな儀礼ではない、
心からの感情だけを、これからも大切にしたい私たちです。

バレンタインデーを、好きになってください。
GODIVA

GODIVA/2018

ブラックサンダーとは打って変わったアプローチ。バレンタインデーが近づくと今後の人間関係のために、いちいちチョコを用意しなくてはいけない。もはや「義理チョコ」ではなく「義務チョコ」になっているわけですよね。そうではなく、本当に心から渡したい人に渡せばいいと、プレッシャーから解放してくれるような優しいコピーですよね。絶対に義理チョコではないGODIVAならではのアプローチだと感じました。

【5】人生が、ラブストーリーでありますように。

私は、「その人」との約束を破った。生まれて初めて愛した異性。生まれて初めてバレンタインデーに、チョコレートを贈った相手。完璧な人生の先輩。愛妻の存在は知っていたけど、私は本気だった。なのに、だんだん欠点が見え始めた。大切な時に、仕事。束縛。年下の私をいつまでも子供あつかいすることにも我慢できなくなった。会話が途切れた。長い年月…。そして大学を出た私には、他に好きな人が。どこか「その人」に似ていた。結婚を決意。「その人」は黙っているだけだった。式は、2月14日。新しい恋人に私が愛を告白した日。その朝、「その人」と二人きりで会い、お別れのチョコレートを贈った。「約束を破ってごめんね」という言葉に、「その人」と私は数年ぶりの笑顔をかわした。バージンロードへ向かう私は、守れなかった「約束」を心の中で繰り返していた。「大きくなったらパパのお嫁さんになるの」

チョコレートで、愛を伝える日。
チョコレートは、明治。

明治/2011

なんとロマンチックな裏切りなんでしょうか。「愛人」かと思いきや「父」だったという展開ですが、チョコを通して、長年の沈黙が、甘くて優しい思い出にほどけていく、心温まるストーリーですよねぇ。こういうボディコピーが書きたい。これすごいわぁ。ラジオCMで聞いても感動しそうですね。

バレンタインのコピー、いかがでしたでしょうか? 明日は優しい気持ちであふれる日になるといいですね!(*^^*)

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