「M-1グランプリ」今年も見ました!漫才における笑いのメカニズムは、キャッチコピーやシナリオ制作と全然別物である…、とは思うのですが、「キャッチコピーとは何か」「キャッチコピーの作り方」において勉強になることが多々あります。というわけで、今日は優勝を飾った「マヂカルラブリー」の名作漫才の作り方や考え方について分析していきたいと思います。とくに面白い漫才だった1st Roundの「高級フレンチ」のネタについて見ていきます。

1分ぐらい笑いがない

「高級フレンチ」でのマナーについて、ツッコミの村上さんがボケの野田さんに教えるという漫才でしたが、「フォークやナイフの使い方」「店内では静かにする」「食事が終わった時の合図」等、マナーを教えている1分ぐらいはほぼ笑いがありません。この点は、トップバッターのとにかくボケ数を多くしていたインディアンスの笑いと対照的な感じがしました。

ボケ1発目からの爆発力

結構、細かく高級フレンチのマナーについて教えたのち、いきなり窓を破って奇声をあげながら入店する野田さんの1発目のボケがめちゃくちゃ跳ねていたように思えました。このボケは「細かいマナーについてずっと教えていた」という「フリ」がしっかりあったからこそ、このあり得ない入店が笑いに繋がったんじゃないかなと思います。「破天荒」な笑いって、ただめちゃくちゃをやれば笑いに繋がるんじゃなくて「フリ(視聴者の想像)」を思いっきり覆すからこそ「破天荒」な笑いになるんだなと気づかされました。「なんでもありの笑い」という感想をよく見ましたが、個人的には「めちゃくちゃ計算されている」ように感じました。

まとめ

やっぱり「笑い」には「想像を飛び越えること」が起きているんだなぁと感じました。その「想像」を「フリ」で誘導していく作業(笑いの仕込み)といった構成にも着目すると、もっと漫才が面白く見えてくるかもしれません。

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