大企業のかっこいい秀逸なキャッチコピーをいいですが、身の回りにある商品コピーも、おもしろい名作はたくさんあります!今回は、個性的な本屋さん「ヴィレッジヴァンガード下北沢店」で見つけた面白いPOPコピーをランキング順でご紹介いたします!

10位「宅飲みのお供に。」

そこまでインパクトはないかもですが、「お酒のお供に。」ではなく「宅飲みのお供に。」としているところが、今の時代をしっかり反映していて、オンライン飲みで食べたくなるようなコピーとして機能しているなぁと感じました。

9位「下北のB級グルメ。」

これが、店頭入り口にずらーっと並んでいたんですよね。これひょっとしたら発注ミスなのかなとか思うぐらいの量なんですが、「下北のB級グルメ」と定義づけることで、初めて下北沢に来る人が記念として買ってみたくなるような、そんなネタにもなるようなコピーになっているかなと思いました。「食べる削り節」という一風変わった食品も、また下北っぽく、そしてB級グルメっぽくあるなぁと感じます。

8位「プレゼント探してます?この辺の名言集あげとけば大体オッケー!!」

なんか軽くて笑っちゃいました(笑) でも、確かに友達に本をプレゼントすると思うとき、どんな内容が喜んでくれるのか、わりと判断がムズイですよね。だけど「名言集」なら、あまり本を読まない人でも喜んでもらえそうな気がしますね。そして『夢をかなえるゾウ』は、たしかにプレゼントとして大体オッケーな気がします(笑)

7位「先に出るのは涙か。汗か。」

食べた瞬間にとんでもないことになりそうなことが伝わってくるコピーですね(笑) SNSのネタとしても使えそうですし、また辛い物が好きな人にとっては「汗が出る」というのは、より食欲を惹き立てるワードなんじゃないかなと感じました。

6位「山本直樹先生の描くエロスはどこか文学の香りがします」

エロ漫画のイメージをガラッと変えてくれるようなコピー。「文学の香り」が、ヴィレバンっぽいカルチャーを感じます。店員さんのどなたかが、山本直樹さんのファンなんだなということが感じられて、その愛が伝わってくるコピーです。

5位「難解…。だが理解としたときの喜びは大きい」

岡本太郎さんの、何やら熱い哲学が書かれていそうな本。「難解」という本のデメリットを正直に伝えつつ、それを「理解したときの喜びは大きい」というポジティブ変換して、アートに興味のある人に挑戦状を出すようなトーンになっていて、面白い発想だなぁと感じました。

4位「読んだ人全員を幸せにするSF」

全てのSFが未来宇宙でドンパチやると思ったら大間違い。
サワヤカな読後感のSFだってあるんです。

とくにこのボディコピーが、一般的に思い浮かべるSFを引き合いに出すことで、よりキャッチコピーを強調していていいなぁと感じました。サワヤカなSFってだけで、興味を沸かしてくれます。

3位「ストレスには、いっけん意味ないことが一番効きます。」

リモートワークで家に引きこもり、ストレスが溜まりやすい今に、なんか刺さるコピーだなぁと感じました。「いっけん意味のないこと」というのが妙に説得力があって、ただにぎるだけで癒されそうだなぁと素直に感じました。コピー制作で疲れた方はぜひ!(笑)

2位「ラップが今日本でもっともまともな音楽よ」

このコピーは『日ポン語ラップの美ー子ちゃん』という、日本語ラップ紹介漫画の表紙にあるセリフのようです。ラップというと何となく「ディスり合い」というイメージが強くあったんですが、「もっと過激な音楽」でもなく「もっと熱い音楽」でもなく「もっともまともな音楽」というのが、とても印象的でした。読めば、ラップの見方が変わるのかもしれません。

1位「箱買いという浪漫。」

おやつを箱買いするってめったにないし、そこまで欲しいとも思ったことがなかったのですが、このコピーを見て、確かに小さい子どもにとっては、駄菓子を箱買いできるなんて、大人にしかできない夢のある浪漫なのかもしれないと、考えさせられましたねぇ。まさにPOPだけではなく、「浪漫」という価値を付けているようなコピーだと感じました。

いかがでしたか?こうやってPOPに注目して歩くという変態プレイもなかなか楽しめました(笑) また、別の店舗でも面白いキャッチコピーやPOPを見つけながら、色々学んでいきたいと思います!

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