みんなが称賛する名作コピー、かっこいいキャッチコピー、書いてみたいですね。ところで、何気なく使っているキャッチコピーって、そもそもどういう意味なのでしょうか。キャッチコピーとはなにか曖昧な人もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、まずはキャッチコピーの歴史について調べていきます。検索すると、このワードがヒットします。

土用の丑の日

これが日本最古のキャッチコピーだと言われているらしいです。よく聞くワードですが、実際どういう意味なのか、みなさんご存知ですか? まず「土用」について。何となく勘違いしますが、「土曜」とは関係ありません(笑)

土用とは?

「土用」は、もともと中国の五行思想から来ているらしく、万物は火・水・木・金・土の5種類からなりたっている、というのがその思想らしいです。それを季節に当てはめた時に「春は木、夏は火、秋は金、冬は水」と決められ、余った「土」を、季節の変わり目を意味する「土旺用事」という言葉で表現されたそうです。「土旺用事」は、「新しい命を育て、古い命が還ってゆく、”土”の動きが盛んになる」という意味で、それが季節の変わり目。この「土旺用事」が「土用」の由来だそうです。

なので、土用は夏だけではなく、「春の土用」「秋の土用」「冬の土用」という意味もあるそうです。具体的に言うと、「立春、立夏、立秋、立冬直前の約18日間」だそう。(他の季節にも、色んな食べ物を当てはめたらいいのに…笑)

丑とは?

「丑三つ時」という言葉がありますよね。そう、幽霊が出そうな時間帯です。日本は江戸時代までは1日の時間を「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」十二支でいたそうです。これは時間だけではなく日付にも用いられていました。なので、「土用の丑の日」は、立秋前の土用の日、という意味らしいです。

鰻はどっから来てる?

なぜ土用の丑の日に鰻を食べるのか。大きく2つ意味があるそうです。

①「う」がつくから

非常に単純ですね(笑) 11月11日にポッキーを食べるような感覚だったのかもしれません。こう考えると、日本人って昔からこういう「縁起もの」を大切にしてきたような感じがしますね。

②夏バテ防止

「季節の変わり目である土用に、鰻をつけて精をつけよう」という意味もあるそうです。鰻には夏バテや疲労に効く「ビタミン」が豊富なそうで、栄養からみてもいい食べ物だそうです。

鰻屋を救うコピー

鰻の旬は、実は夏ではなく、冬。「旬でもないし、夏バテ気味の人に、がっつりした鰻なんか売れっこない」と困っていた鰻店主に、あの「エレキテル」を開発した平賀源内さんが、上記の意味を含め「土用の丑の日」という張り紙を貼りだしたそうです。

こう考えると、コピーはやはり「表現」ではなく「課題解決」から始まっていることが分かりますね。「鰻をどうやったら夏でも売れるようできるか」この課題に対して、「う」という縁起や「夏バテ防止」という健康面でのメリットを伝える「土用の丑の日」というキャッチコピーを編み出したわけですよねぇ。

江戸時代から今に至るまで使われているキャッチコピーなんて、なんかロマンを感じます。キャッチコピーの名作は、意外と身近なところにあるのかもしれません。

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