今年の夏は暑いですねぇ。もうTシャツ1枚でも汗が浮かび上がってきます。そんななか、キャッチコピーを検索をしていたら、「tenki.jp」がこういう広告を出していました。

無限に日陰を歩けます。
https://twitter.com/tenkijp
暑い夏の日、日傘で体感温度は7℃下がる。
「そんなに変わるんだ!」と素直に感じたキャッチコピー。「無限に」というメリットの大きさを飛躍させているのも秀逸ですが、「7℃」というのは驚きでした。こういう数字を具体的に出すと、キャッチコピーに信憑性が増してきますよね。手持ち扇風機よりも、オシャレでいいかもしれないと思っちゃいます。また、キャッチコピーだけではなく、このデザインも目を惹きますよね。はじめはなにかの「書籍」かなと思うほどかっこいいデザインだなと感じました。

日傘は女っぽいとか、
https://twitter.com/tenkijp
もうやめませんか。
問題は、紫外線ではなく偏見です。
言われてみると、確かに女性が差すイメージはあったかもしれません。無意識に思っていたことが、キャッチコピーを見ることで、初めて認識できる問題に変わる効果もあるかなと感じます。

ソーシャルディスタンスが
https://twitter.com/tenkijp
わからないお子さまにどうぞ。
日傘で暑さ対策だけでなく、密集の回避も可能です。
日傘はソーシャルディスタンスとしても役立つというだけではなく、それをお子さんに薦めているところに、作り方や考え方に工夫を感じられるキャッチコピーになっていると思います。 こう、それにしても、インパクトがある不思議なデザインですよねぇ。「熱中症の怖さ」も感じられるような、「日傘は命を守る道具」というメッセージ性まで伝わってきます。
キャッチコピーとは、革新的な機能だけではなく、よくある身近なものにも「いいところ」を発掘できる役割があることが、この事例で改めて感じました。
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