正直、そこまで過去の名作コピーに詳しくありません。もちろん20,000円以上するコピーライターの宝物「TCC年鑑」を買って、1つ1つじっくり見ることですごい勉強になるかもしれないんですけど、こうやっぱり、思うんですよね。

当時の空気感が分からないと、
良さが分からない。

コピー1行だけ見て「おお、面白い!」と思うモノもあるんですが、やっぱりコピーって、当時どのように露出したのかとか、当時どのような価値観があったのかとか、当時ターゲットはどういう気持ちを抱えていたのかは想像するしかできないので、本当のそのコピーの良さは、その当時にいないとやっぱり実感しづらいものが多いんですよね。例えば、

3密

コピーじゃないですけど、コロナ対策としてめちゃくちゃ機能したこの言葉。これきっと30年後とかに見ても、この言葉のすごさに気づかないと思います。いくらコロナがひどかったか。感染者数が深刻だったか。密になることが危険だったかを伝えても、論理では分かるけど、このただの略語の2文字だけで本当に機能していたかどうかなんて、やっぱり想像できない気がするんですよね。

むしろ、今どういう空気感になっていて、今どういう価値観が生まれていて、今どういう言葉が流行っていて、今どういう風潮になっているのか、「今」の広告にどちらかというと興味があります。もちろん、昔も今も変わらない、普遍的な価値もあるとは思います。TCC年鑑、ポケットサイズの早く販売してください(笑)

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