この広告が、ツイッターで炎上していました。

JR品川駅をジャックした「AlphaDrive/NewsPicks」というブランド広告。このブランドはなんなのか、こちらのサイトに書かれていました。

https://adnp.alphadrive.co.jp/

私たちは、企業変革のプロフェッショナルであるAlphaDriveとソーシャル経済メディアNewsPicksが協働して生まれた、人と企業の価値創造を支援する事業体です。新規事業が生まれない。組織が活性化しない。そういう声に応えていきます。

今、多くの日本企業は元気がありません。日本人の多くは仕事に「やりがい」を持たない。そんなデータもあります。それもそのはず。無駄な承認階層。煩雑な縦割り組織。古き慣習、悪しき伝統。 今の日本は「個人」を蔑ろにするシステムで溢れています。「挑戦してもどうせできない」そんな声が聞こえてきます。仕事が楽しめないと、毎日がつまらない。

楽しめる仕事をつくる。楽しめる環境をつくる。それこそが日本に必要な「働き方」改革です。「今日の仕事が楽しみだ」そう思える大人が増えたら、この社会は、もっと楽しくなるはずだから。
ビジネスに衝動を。ビジネスに鼓動を。
AlphaDrive/NewsPicksが吹き込んでいきます。

このメッセージ自体は、どういう社会を目指していくのがとても分かりやすくて、期待できる、そして共感できるいいステートメントだなぁと思います。しかしその想いが「今日の仕事は楽しみですか?」という投げかけではうまく伝わっていないように感じます。「上から目線感」「嘲笑感」「自分の人生を馬鹿にしている」大きく言えばこんな感情が自然と湧いてしまう表現になってしまったのかなと感じます。「楽しみなわけねーだろ、ばか」と。

このキャッチコピー自体は、とても目を惹く、考えさせる言葉で面白いと思うのですが、キャッチコピーって、言葉単体ではなく、企業の想いだけではなく、「受け取り手」がいて初めて完成するものだと思うんです。「この言葉を見たら、受け取り手はどう思うかな?」を想像しないと、ただの一方的な押しつけ、ただの営業文句で終わってしまいます。

本当にね、言葉と向き合うんじゃなくて、その言葉の先にいる相手のことを考えるのが、キャッチコピーだなぁと改めて感じたこの広告でした。

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