Twitter上で「今日の広告」というのを毎日掲載しています。コピーライターの自分が「お!」と思った面白いコピーや名作をアップ。その広告の一部を紹介していきます。「キャッチコピーとは何か」「キャッチコピーの作り方」「面白いキャッチフレーズ」等参考にしていただけますと幸いです。

それ、野村にきいてみよう。

CMでも聞いたことある人いるんじゃないでしょうか。すごくシンプルですが、このキャッチコピーよく考えたら、わりと遊べるフレーズだと思ったんですよね。「明日どこいく?」「それ、野村にきいてみよう」と応用できるような、そんな設計にもなっているなぁと。試しに「今日のお昼、何にしようかなぁ。」という文言を一緒にこの画像を載せたら、見事にスベりました。

本当の「希少」は
知ることすらできない

「ということは、このシルクロッシュを知れたこと自体が、すごい貴重なことなんだ」と不思議と興味が湧いてくるようなコピー。「あまり有名じゃない」という課題があっても、コピーの力でこんなにもポジティブ変換できるんですね。前に話題になったサントリー「翠」の「それは、まだ流行ってない」というコピーを思い出しました。

仕事さがしにサーチあれ。(indeed)
あした転機になあれ。(マイナビ転職)
フレフレ、人生。(リクナビNEXT)
転職は慎重に。(エン転職)

と、転職サービスのコピーを並べてみました。どのコピーもユニークで面白いですね。indeedは「検索に誘導」マイナビは「転職への希望」リクナビは「寄り添ってくれる感じ」エン転職は「信頼できる転職サービス」が伝わってきます。とくにエン転職のコピーが好きです。普通「さぁ、転職しまくろう!」とPRしたいはずだと思うんですけど、そこをあえて「慎重に」と言うことで、本当に転職者のことを考えてくれているように聞こえてきます。

住まいづくりに答えはない。(ユニホー)

だから私たちはお客様を想い続けます。
良い住まいづくり―
それは、お客様の生涯を通じて
共に考え、共に歩み、共に歩んでゆくことで
初めて成り立つと、
私たちはそう信じています。
これから先の「今よりもっと」を目指して—。

考えよう。答はある。(ヘーベルハウス 2011年)

広い土地を、
手に入れるのは難しい。

けれどもやっぱり、
都市に住もうと思う。

狭さの中にも、豊かさは作れる。
緑はなくても、風は吹く。

そんな知恵や工夫や技術が、
この国にはきっと、あるのだから。

思いっきり正反対のコピーですが、両方とも家づくりに対する姿勢が伝わってくるのは興味深いですよね。ユニホーは「お客様とともに歩んでいく新しい家づくりへの姿勢」、ヘーベルハウスは「限られた条件の中でもできることは必ずあるという家づくりへの信念」が感じられます。

諦めが悪いのも、実力のうち。

キャッチコピーやCM企画のコンテスト「宣伝会議賞」のコピーですが、この応募者の方に限らず、すべての挑戦者に刺さるようなフレーズになっていますね。田中さんは20年以上この賞に応募し続け、昨年グランプリを受賞。その田中さんが言うからこそ、説得力が違います。宣伝会議賞の通過率は、1次通過でも1%。そんな中で受賞できる人は一握り。「もうどうせ応募しても無理そうだし、今年はいいか」と思いつつも諦めきれない応募者の気持ちを、すごいうまく捉えたコピーだなと感じました。

「今日の広告」では、気になった広告コピーや過去の名作を紹介しています。もしよかったら、フォロー宜しくお願いいたします!(*^^*)
https://twitter.com/hihiuma_copy

次の投稿その他の記事を読む