ドコモのキャッチコピー(タグライン)が、今年7月に新しいコピーに変更していたのはお気づきでしたか? それまでのタグラインも名作コピーで結構好きだったんですよねぇ。それがこちら。

いつか、あたりまえになることを。

2015年に作られたタグライン。スマートフォンが普及し社会のインフラとして確立していくなかで、世の中に役立つコミュニケーションをさらに創造していきたいという想いをベースにしたコピーの作り方だったそうです。そんなタグラインが、今年このような言葉に変わりました。

あなたと世界を変えていく。

ドコモがこれまでやってきたこと。
それは、世界を変えるための土台づくりでした。
日本中の人やモノや街や、あらゆるものが高品質のネットワークでつながり合う。
私たちには、使う誰もが信じられる場をつくりあげてきた、という自負があります。

いまこそ、この見えない土台の上に、胸のときめく新しい生活や社会を、つくりあげていくとき。
けれどそのすべてをドコモだけで実現するのは、もちろん不可能です。

だから「あなた」と妄想したいのです。
企てたいのです。実現したいのです。
世界を驚かせるエンターテインメントを。
格差のない教育や医療のかたちを。
孤独という言葉がなくなる生活を。
0歳も100歳も、誰も取り残されることなく、上機嫌で暮らせる街を。

テクノロジーをオープンに。
あなたと世界を変えていく。
それがドコモの新しい挑戦です。

前回の「いつか、あたりまえになることを。」から、今回は「あなたと世界を変えていく。」へ変更。前回は「新しいインフラ」を想起させる大きい視点でのコピーでしたが、今回は「あなたと」と個人を表す言葉が入っているのが印象的だと思います。ただの企業の決意表明ではなく、こちらに呼びかけているような「コミュニケーション」を意識しているようなステートメントですね。技術革新や情報革命といった企業よがりの言葉ではなく、「あなたと」という「繋がり」を意識しているところが伝わってきます。動画はこちらです。

固定カメラではなく、綾瀬さんがカメラを持ってそのままこちらに語りかけるような演出になっています。世界をよりよいものに変えていくためには、これからは個人単位でしっかり繋がっていくことが必要不可欠になっていくというメッセージにも捉えられるこのタグライン。

「面白いコピー」「かっこいいコピー」という印象だけではなく、こういった「意図」を感じられると、企業の姿勢が見え、ブランディングや差別化にも繋がっていきそうですね。

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